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2015年10月20日火曜日

本日のお仕事

自営業ITC、本日午後のお仕事は、こんな画面とにらめっこです^^;

 

左のディスプレイにExcelの画面、右のディスプレイにPDFの画面を出して両方の数値比べたり計算したり・・・^^;

会計資料から実際に社長の経営判断に必要な数値を抜き出してきて資料にまとめるというお仕事。
普段、ほぼ「ITサポート」ばっかりやってる僕にしては、「お~~、なんかコンサルタントっぽくってカッコいいぞ^^!」的な仕事です(笑)
この仕事、きっと色々ご質問とかナニソレ的なツッコミが多いと思うのでご紹介しようと思って記事にしました^^

それ会計事務所がやりゃイイんじゃねぇの?

まずこーゆーことを、ITCじゃない税理士さんやら会計事務所の担当者さんやら、そういう人から突っ込まれるんだろうと思います→出来ればそういう厳しいツッコミは逃げたいので、そーゆー人が読んでないことを願う(苦笑)。

けど、そもそもこの仕事がどういう風に発生したかっつーと、この会社の社長さん(=元々顔見知りではあったんです、5年ほど前からの付き合いで)から、「税理士や会計事務所の言ってることがとにかく意味わからない上に納得がいかない。けど、間違ったことを言ってるわけじゃ無いと思うし、数字としては正しい数字の蓄積なんだよな・・・岸本くん、これ、オレが分かって納得できるような解説と資料を作ってくれない?」と言われて始めたことなんです。

財務・会計・経理のプロの指摘するアドバイスって多分「現場を切り盛りしているホンモノの経営者」に響く言葉を持ってないんでしょうね。

お前、この数字の意味分かってんの?

この会社の社長さんより少し良く分かってて、けど税理士さんや会計事務所の人ほど詳しく明快には分かってないです(汗)。
けど、「数値の意味が分かってる」ことが重要なんじゃないんです、特にこの社長さんの場合。
「で?その数値を見てオレはこれから何をどうがんばればイイんだよ?」という話が出来るかどうかだと思います。

「販管費が多すぎます。地代家賃と水道光熱費が突出してますのでここが削減出来そうです」「人件費、同業他社に比べて少し比率が高いですね、ここ削減する努力しましょう」・・・バカじゃねぇの?そんな事は言われなくたって分かってんだよ。
そのためにどうするのがイイのか?つー総合的で現実的な話を出来るかどうかだ、つーの。
とか攻撃的なことを書くと、きっと色んな所で炎上するんだろうなあ~・・・けど、実際そうなんだもん。

この会社さんに限らず、僕の知っている社長さんや経営者さんが会計事務所の「経営指導しますよ」って人から受けてるアドバイスってこのレベルなんですよね?
それ、分析と診断だけしかやってないじゃん。
その分析と診断から、「で、明日から何をすればイイんだ?」を考えられるようにアドバイスしなきゃ、お金もらっちゃいけないと思います。

ITコーディネータってそんな事もやるの?

やります、やります^^!エヘン!
・・・いや、偉そうな態度でこういうこと言っちゃイカンですな。(そもそも数字の意味全部分かってるわけじゃないという時点で自信たっぷりに自慢なんてする立場じゃあありません^^;)

こういう帳票出したり統計取るためにデータを編集したりっていうのは、ほとんどパソコンでやりますよね。
で、会計ソフトや販売管理ソフトでは、「社長が本当に欲しい情報」がなかなか出てこない。
なのでそこはITの専門家である僕らITCが深く関与することになるんです。

で、関与し始めると途中から「此処から先は経理や会計の専門分野だ」ということになるんだけど、そこで「ハイ、私はITしか出来ませんからここから先は他の人に訊いてね」と言ってしまっては、なんか頼りない感じがするし、僕としても社長に申し訳ない気もする。
ので、この先もある程度は出来ますよ、とアピールをして仕事に繋げてる、つーワケです。

・・・さてさて

今回の記事は、この仕事してる合間の休憩中に30分位でバ~~~~っと書いたものです。
その時思った事を一気に何も気にせず書いただけなので、後から読んだらかなり色んな方面へ攻撃的な示唆をしていることに、書き終えた今気付きました(大汗)。

いやいや、決して頑張ってる税理士さんとか会計事務所さんとか、他のコンサルタントさんたちのことを誹謗中傷してるつもりじゃあないんです(→頑張ってない上っ面だけのコンサルタントや税理士・会計事務所・金融機関は思いっきり非難してるのは自覚がありますが)。

自分の知ってる知識で数字を足したり引いたり、そこから専門的な分析やら推論するだけの助言やアドバイスなんて、百害あって一利なしだと思うんです。
そういう分析結果・推論の結果を、実際その会社にどう反映させて、どうやってその会社の成長につなげるのか?・・・そこを社長にアドバイスできることが重要なんじゃねぇの?現状を的確に把握した上で、「未来を語れる」ことが重要なんだと・・・それが出来るのがITCなんじゃねえのかなぁ?

こないだITC本部で受けてきたセミナーの時にも、講師のITCの方が同じようなことを言っていましたけど・・・正にそこがITCの本質だと思います。



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